日本栄養改善学会ワークショップで「栄養教諭の未来」について実践発表と協議が行われました

2016年9月9日、日本栄養改善学会のワークショップ6「栄養教諭の未来」について実践発表と協議が行われました。

第63回日本栄養改善学会学術総会

■期 日    2016年9月7日(水)~9日(金)
■開催地

リンクステーションホール青森・ホテルクラウンパレス青森・ホテル青森

■ワークショップ6 テーマ「栄養教諭の未来」
■コーディネーター  田中 延子

京都府立大学京都和食文化研究センター 客員教授
淑徳大学 客員教授
東京家政学院大学 客員教授

■発表者
太田裕美子(富山市立堀川小学校 栄養教諭)
中田かおり(北海道中標津町立丸山小学校 栄養教諭)
山口清美(茨城県水戸高等特別支援学校 栄養教諭)

テーマ「栄養教諭の未来」
ワークショップでの協議目的・ねらい

我が国は少子高齢化に伴う大幅な人口減少と、社会保障制度に関する大きな課題を抱えています。これからの時代を生きる子どもたちは健康の保持増進と食に関する自己管理能力を身に付けることが望まれます。
そのために義務教育において栄養バランスのとれた学校給食の提供と、それを教材として食に関する指導を行う栄養教諭の役割は極めて重要です。
そこで本ワークショップでは、栄養教諭が行う効果的な指導内容や、栄養教諭の指導により未来をどのように変えることができるか等を協議し、栄養教諭に夢と誇りを持って指導にあたっていただくことを目的としました。

1.栄養教諭が行う指導
健康問題を有する児童生徒や保護者への個別指導
栄養バランスや調理技術を身に付けさせる指導
食を選択する力、自分の適量を学ぶ指導 等

2.栄養教諭が効率的に指導を展開するための手立て
他職種との連携 等

3.栄養教諭の指導により、社会はどのように変化し、栄養教諭の未来はどのようになるか
医療費の大幅な削減
学校給食が義務となり栄養教諭が全ての学校に配置される 等

※学会ワークショップでの発表内容に関する情報は、本サイト内に後日掲載する予定ですので、ご期待ください。