埼玉、群馬両県の総菜販売店でポテトサラダなどを購入した人が腸管出血性大腸菌O157に感染しました。報道によると、埼玉、群馬県の患者から検出されたのは、「VT2」と呼ばれる毒素を出すタイプのO157で、このタイプによる患者の報告件数は8月14~20日の1週間で144件に上ったそうです。とても多いですね。感染経路は、まだ、分かっていません。しかも、同じ型のO157が11都府県で検出されているということです。ということは、学校給食でも発生する可能性があります。O157食中毒の防止対策は、ノロウイルス対策同様、和え物や生食の献立には特に注意するとともに、調理従事者の健康管理チェック、トイレの管理、手洗い、十分な加熱、調理後食品に素手で触らないことです。日頃の衛生管理に加え、O157食中毒に関し、危機意識をもって調理していただきたいと、祈るばかりです。