中学給食で60人が腹痛や下痢 ノロウイルス検出 千葉 松戸(NHK)

松千葉県松戸市の中学校で、給食を食べた生徒や職員117人が、下痢や嘔吐などの症状を訴え、松戸保健所はノロウイルスによる集団食中毒と断定しました。NHKなど報道がありましたので共有いたします。

中学給食で60人が腹痛や下痢 ノロウイルス検出 千葉 松戸(NHK・千葉)
https://www3.nhk.or.jp/lnews/chiba/20230516/1080020641.html

千葉県:食中毒の発生について(令和5年5月16日)
https://www.pref.chiba.lg.jp/eishi/press/r050516.html

【法人参加もOK】美味しくて安全な給食を作るための調理員リーダー研修会 PartⅡ

急激な地球環境の変化や少子高齢化、格差の拡大により、学校給食関係者に求められる役割は変化しています。

特に学校給食調理従事者にはSDGsを踏まえつつ、減塩でかつ美味しい安全な給食の提供が求められています。そのためには栄養教諭等との連携は欠かせません。
株式会社オフィス田中では、2023年も内容を一新し、時代の要請に応えたオンラインセミナーを企画し、お届けします。

■開催概要
◆講義内容 ※全回大好評の質疑応答付き!
第1回 2023年 1月 7日(土)9:30~11:00(9:25よりサイト入場可能)
世界が注目する日本の学校給食制度について​ … 田中 延子 先生

第2回 2023年 1月9日 (月・祝)9:30~11:00(9:25よりサイト入場可能)
学校給食における異物混入防止対策について … 佐藤 邦裕 先生

第3回 2023年 1月14日(土)9:30~11:00(9:25よりサイト入場可能)
学校給食の献立作成について~栄養教諭は何を考えて献立を作成しているのか~ … 白井 ひで子 先生

第4回 2023年 1月 21日(土)9:30~11:00(9:25よりサイト入場可能)
作業工程表と作業動線図の作り方 … 田中 延子 先生

第5回 2023年 1月28日(土)9:30~11:00(9:25よりサイト入場可能)
美味しい給食を作るための調理技術について … 殿塚 婦美子 先生

◆配信方法:ZOOMアプリによる配信  ZOOM公式サイト
※事前にダウンロードしてご参加ください。ダウンロードは無料でできます。
◆受講料:  各回単回受講  2,500円(税込)
全5回通し受講 10,000円(税込)

全5回通しでお申込みの方には、特別価格<20%OFF>に加えて、
「見逃し配信(14日間)」の視聴特典が付きます!
忙しい方も自分のペースでの学習スケジューリングが可能です。

◆対象:学校給食の調理従事者等
◆主催:株式会社オフィス田中

◆講師陣(登壇順)

【講師】田中 延子 先生

【所属】株式会社オフィス田中 代表取締役/淑徳大学 看護栄養学部 客員教授
(元文部科学省 学校給食調査官)
学校給食従事者に対する学校給食・食育に関する講演・研修会等を通じて、学校給食の充実を図る一方、日本の給食制度を海外に紹介するなどの活動を行っている。

【講師】佐藤 邦裕 先生

【所属】公益社団法人 日本食品衛生協会 技術参与
『HACCPシステム実践講座』、『人を動かす食品異物対策』、
『食品鑑定技術ハンドブック』(サイエンスフォーラム)、
『ひと目でわかる!すぐに役立つ!!異物混入を防ぐ!』(公社日本食品衛生協会)
政刊懇談会 第16回本づくり大賞優秀賞受賞、など著書多数。

【講師】白井 ひで子 先生

【所属】株式会社オフィス田中 食育アドバイザー
学校栄養職員と栄養教諭を合わせて43年のキャリア。現在は、小平第六小学校副校長補佐や女子栄養大学及び愛国短期大学の特別非常勤講師として、後進の育成に努めている。

【講師】殿塚 婦美子 先生

【所属】女子栄養大学 名誉教授
現在 大量調理の品質管理等の講演・執筆活動。
(独)農研機構・生研センター委託研究費により開発(プロジェクト)した
アクアガスオーブンの普及活動。
またEDG研究会代表理事として「運動と食事でより良い健康づくりの講演、
書籍の出版等の事業を通して運動と食事の重要性について普及啓発を行っている。

【申込受付中】学校給食における現代的課題に対応したスキルアップ研修会 PartⅡ

アジア栄養士会議でご講演された内藤裕二教授(京都府立医科大学大学院)、小林富雄教授(日本女子大学)を招聘し、益々パワーアップ!

急激な地球環境の変化や少子高齢化、長引くコロナウイルス感染症などにより、学校給食関係者に求められる役割や資質能力は複雑化しています。
株式会社オフィス田中ではそのような現代的課題に対応するため、2023年も新しい講師をお招きし、さらにレベルアップしたオンラインセミナーを企画し、お届けします。

■開催概要
◆講義内容 ※全回大好評の質疑応答付き!

★第1回 2023年 2月 4日(土)9:30~11:00(9:25よりサイト入場可能)
学校給食の衛生管理~なぜを追求する~ … 田中 延子 先生

★第2回 2023年 2月11日 (土)9:30~11:00(9:25よりサイト入場可能)
学校における食育の進め方(含むICTの活用) … 脇田 哲郎 先生

★第3回 2023年 2月18日(土)9:30~11:00(9:25よりサイト入場可能)
学校給食を活用した食育の実践 … 白井 ひで子 先生

★第4回 2023年 2月23日(木・祝)9:30~11:00(9:25よりサイト入場可能)
健康長寿に向けた腸内細菌叢と栄養学の接点 … 内藤 裕二 先生

★第5回 2023年 2月 25日(土)9:30~11:00(9:25よりサイト入場可能)
学校給食とHACCP … 谷口 力夫 先生

★第6回 2023年 3月4日(土)9:30~11:00(9:25よりサイト入場可能)
Excelに関するスキル①(ショートカットキーとセキュリティ) … 今林 豊 先生

★第7回 2023年 3月11日(土)9:30~11:00(9:25よりサイト入場可能)
ノロウイルスとコロナウイルスの最新情報 … 野田 衛 先生

★第8回 2023年 3月18日(土)9:30~11:00(9:25よりサイト入場可能)
Excelに関するスキル②(業務上の著作権について) … 今林 豊 先生

★第9回 2023年 3月 21日(火・祝)9:30~11:00(9:25よりサイト入場可能)
食物アレルギーの対応ついて … 林 典子 先生

★最終回 2023年 3月25日(土)9:30~11:00(9:25よりサイト入場可能)
SDGs時代の食品ロス問題と栄養 … 小林 富雄 先生

◆配信方法:ZOOMアプリによる配信  ZOOM公式サイト
※事前にダウンロードしてご参加ください。ダウンロードは無料でできます。
◆受講料:  各回単回受講  2,500円(税込)
全10回通し受講 20,000円(税込)

全10回通しでお申込みの方には、特別価格<20%OFF>に加えて、
「見逃し配信(14日間)」の視聴特典が付きます!
忙しい方も自分のペースでの学習スケジューリングが可能です。

◆対象:栄養教諭 学校栄養職員 学校給食の調理従事者等
◆主催:株式会社オフィス田中

◆講師紹介(登壇順)

【講師】田中 延子 先生

【所属】株式会社オフィス田中 代表取締役/淑徳大学 看護栄養学部 客員教授(元文部科学省 学校給食調査官)
学校給食従事者に対する学校給食・食育に関する講演・研修会等を通じて、学校給食の充実を図る一方、日本の給食制度を海外に紹介するなどの活動を行っている。

【講師】脇田 哲郎 先生

【所属】福岡教育大学大学院 教育学研究科 教授
子どものキャリア発達支援、特別活動・総合的な学習の時間の実践と課題などの指導。
学校全体で食育を推進するための栄養教諭、学校栄養職員との協力体制の確立を目指し活動中。

【講師】白井 ひで子 先生

【所属】株式会社オフィス田中 食育アドバイザー
学校栄養職員と栄養教諭を合わせて43年のキャリア。現在は、小平第六小学校副校長補佐や女子栄養大学及び愛国短期大学の特別非常勤講師として、後進の育成に努めている。

【講師】内藤 裕二 先生

【所属】京都府立医科大学大学院医学研究科生体免疫栄養学講座 教授
京都府立医科大学卒業後、京都府立医科大学附属病院研修医、米国ルイジアナ州立大学医学部分子細胞生理学教室客員教授を経て現職。2021年から農林水産省農林水産技術会議委員、2021年 2025大阪・関西万博大阪パビリオンアドバイザーも務めている。

【講師】 谷口 力夫 先生

【所属】公益社団法人日本食品衛生協会 技術参与/ 一般財団法人関東学校給食サービス協会 顧問
食品分析機関、保健所の食品衛生監視員、食品製造会社などに勤務。現在は団体、企業の食品衛生分野の顧問、執筆、講演等で活動。元タイ国青年海外協力隊員でタイ語を理解し、社会福祉法人日本介助犬協会のサポーター、白川静文字学による漢字教育士の資格保有。

【講師】今林 豊 先生

【所属】-est​(イスト) 代表
千葉県船橋市内で完全個別指導学習塾「松陰塾」を経営する傍ら、元システム部門の業務経験を活かし「Excel」の企業研修やオンライン講座を実施。また、「Think Future History(未来の歴史を考える)」と題して、SDGsや社会課題を取り上げ、子どもや大人たちの視野を広げる講座を毎月第4土曜日に開催中。その他、地方支援として山梨県都留市にて大学生向けの就活講座、移住相談セミナーのファシリテーターなど活動の場をジワジワ拡大中。

【講師】野田 衛 先生

【所属】公益社団法人日本食品衛生協会 学術顧問
国立医薬品食品衛生研究所 客員研究員 麻布大学 客員教授
東京サラヤ株式会社 学術顧問 株式会社神戸製鋼所 学術アドバイザー
株式会社町田予防衛生研究所 顧問

【講師】林 典子 先生

【所属】十文字学園女子大学 准教授
管理栄養士。国のアレルギー中心拠点病院である国立病院機構相模原病院にて、食物アレルギー患者への栄養食事指導に携わった経験をふまえ、栄養士、管理栄養士の食物アレルギー対応研修を多数引き受けている。独立行政法人国立病院機構相模原病院臨床研究センター 客員研究員を兼任。

【講師】小林 富雄 先生

【所属】日本女子大学家政学部家政経済学科 教授
食品流通で発生する食品ロスについて専門的に研究し、環境省、消費者庁等の委員を歴任。2019年より内閣府食品ロス削減推進会議委員。外食時に食べきれない食品を持ち帰る「ドギーバッグ」の普及委員会委員長も務めている。

\開催決定/「管理栄養士・栄養士としてのスペシャリストをめざすアドバンスセミナー」 第二弾

Link

大好評にお応えし、昨年の夏に実施いたしました、「キャリアアップ短期集中講座」の第2弾を開催いたします。
今回は、前回の「学会発表」までに続き、「論文の書き方」までに移行いたします。
2編程度の論文を取り上げ、その構造や読み取り方を通して「実際の実践活動に関する研究論文の書き方」を学びます。
5回シリーズで順を追って理解していきますので、初めて論文を書こうと思う方にもわかりやすく理解できるはずです。
今回の講師陣も前回と同じ先生が担当いたします。
非常に解かりやすく丁寧に指導解説をいたしますので、必ずや皆様のスキルアップにお役立ていただけると確信しております。

■開催概要 ※単回受講不可
【第1回】2022年7月23日 (土) 9:30~11:00
・一般的な研究・実践活動に関する論文の構造やその読み方を知る
<講師> 矢澤 彩香 先生(大阪公立大学 大学院)

【第2回】2022年7月24日(日) 9:30~11:00
・2編程度の論文を取り上げ、その構造や読み方を探る
※受講日前までに指定論文の熟読を求めます。
<講師> 早見 直美 先生(大阪公立大学 大学院)

【第3回】2022年7月30日(土) 9:30~11:00
・2編程度の論文を取り上げ、その構造や読み方を探る
※受講日前までに指定論文の熟読を求めます。
<講師> 福村 智恵 先生(大阪公立大学 大学院)

【第4回】2022年 8月27日(土) 9:30~11:00
・2編程度の論文を取り上げ、その構造や読み方を探る
※受講日前までに指定論文の熟読を求めます。
<講師> 高橋 孝子 先生(大阪公立大学 大学院)

【第5回】2022年 8月28日(日) 9:30~11:00
・第1回~第4回のポイントの整理
<講師> 由田 克士 先生(大阪公立大学 大学院)

■ 受講料 :13,750円(税込)※講義資料付

■ 定 員 : 100名

■ 対象者 :管理栄養士・栄養士(学校教員、大学教員)他

■ 講 師 :由田 克士 先生 他 担当講師

■ 監 修 :田中 延子 先生

■ 配信方法 :ZOOMアプリによる配信
※事前にダウンロードしてご参加ください。ダウンロードは無料でできます。

【講師】

由田 克士 先生
(大阪公立大学 大学院 生活科学部 食品栄養科学科)
身近な地域や職域における栄養・食生活の改善と、それらを通しての、効果的な健康増進や生活習慣病等の疾病予防対策の構築についてなど様々な食に関するテーマを研究。

【監修】

田中 延子 先生
株式会社オフィス田中 代表取締役/淑徳大学 看護栄養学部 客員教授
​(元文部科学省 学校給食調査官)
学校給食従事者に対する学校給食・食育に関する講演・研修会等を通じて、
学校給食の充実を図る一方、日本の給食制度を海外に紹介するなどの活動を行っている。

※講義内容をより深くご理解いただく上で、
下記の書籍を参考書として推奨いたします。

「初めての栄養学研究論文一人には聞けない要点とコツ」
監修:日本栄養改善学会 栄養学雑誌編集委員会
(第一出版)
価格:2,200円(税込)

投稿日

学校給食実施基準に関するパブリック・コメントが行われております

「学校給食実施基準」、「夜間学校給食実施基準」及び「特別支援学校の幼稚部及び高等部における学校給食実施基準」の一部改正に向け、6月2日よりパブリック・コメント(意見公募手続)が実施されております。

パブリックコメント開始日:平成30年6月2日(土)

意見提出締め切り日   :平成30年7月2日(月)

施行予定日       :平成30年8月1日(水)

パブリック・コメントはこちらから

創立三周年記念パーティを行いました

2015年6月2日に設立して以来、3周年を迎えました。
特にお世話になった方々をお招きして感謝する会を開きました。

ささやかですが、簡単な食事とお酒を囲み、にぎやかな歓談の輪が広がりました。

人と人との輪をつなげながら、学校給食や食育の充実を図っていきたいと思います。
これからも「株式会社オフィス田中」をよろしくお願いいたします。

速報!!宇都宮市西原小学校での学校給食により児童等200名がノロウイルス食中毒を発症

ノロウイルスによる食中毒は、12月から3月の間に約8割発生しています。
しかし、今年は4月、5月になってノロウイルス食中毒の発生がとどまるところを知らない状況です。そのような中、NHK等によると、宇都宮市「西原小学校」の学校給食によって、少なくとも児童ら200人がノロウイルス食中毒を発症したと報道されています。
宇都宮市教育委員会や保健所からの、詳細な発表が市のホームページで見つけることができないため、報道情報から速報として以下に取りまとめました。
・原因施設名:宇都宮市立西原小学校
・原因給食提供日:発症が5/11夜→5/10か5/11の給食
・給食調理者:民間業者に委託
・病因物質:ノロウイルス
・調理従事者検便結果:栄養教諭又は学校栄養職員(以下「栄養教諭等」)を含む調理従事者6人のうち5人から、ノロウイルスを検出

<ノロウイルスの感染経路(推定)>
調理従事者(栄養教諭等を含む)6名中5名の検便からノロウイルスが検出しています。その5名の中には、給食を食べて感染した人と、先行感染し今回のノロウイルス食中毒の感染源となった人が少なくとも一人存在するのは確かでしょう。
それでは、その先行感染していた一人を犯人として特定する必要があるでしょうか。まったく、必要ありません。ノロウイルス食中毒の再発防止において必要なのは、感染経路を特定することなのです。
感染経路は、症状の有無に関わらずノロウイルスに感染し糞便からノロウイルスを排出していた調理従事者が、トイレ使用後の手洗い不足(ミス)で手指にノロウイルスを付着させたまま、調理に携わったことで給食を汚染したことです。
また、今回は給食を食べて感染した人も、次回は先行感染者として感染源になることは十分に考えられます。
以上のことから、全ての調理従事者は、自分が感染源になることを想定し、次の3点について強化する必要があります。
①健康管理の徹底(できれば、ご家族も)
②トイレ使用後、前室、盛付け前の手洗いの徹底
③和え物等の、そのまま食べる調理に携わる時の、手洗いと使い捨て手袋の正しい着用

(佐藤史郎)

佐藤史郎氏が衛生管理アドバイザーに就任いたしました

食中毒および異物混入の防止、HACCPの義務化に伴い、衛生管理事業を強化するために、この度、佐藤史郎氏が当社の衛生管理アドバイザーに就任いたしました。

佐藤史郎氏は長らく東京都の食品衛生監視員を務め、学校給食調理従事者および調理委託業者の衛生管理指導に当たってまいりました。

講習会等をご希望の方は、お問い合わせよりご連絡ください。

語学留学つれづれ 6.観光

週末は、教会や博物館、公園に出かけます。

1)St Patrick’s Cathedral (セントパトリック大聖堂)

建物はステンドグラスが美しく、素敵な教会なので、多くの観光客が集まってきます。

ミサの時間が近くなると、観光気分で来ている人たちは追い出されますが、私は、隅の方でミサに参加しました。聖歌隊とパイプオルガンが素晴らしいうえに、ミサを進行する神父の歌声は魂を揺さぶるような美声です。その内、教皇様が現れて、厳かにミサが執り行われるのです。このように心が洗われる素晴らしいミサを経験したのは初めてでした。日曜の10:45頃行くとミサの準備が行われており、紳士・淑女が集まってきます。11:00~12:00までミサが行われますので、機会があれば参加してみて下さい。

 

2)Phillip Island(フィリップ島)

メルボルンから137kmに位置するこの島はペンギンパレードが有名で、体長30㎝ほどのリトルペンギンが朝早く海に出かけ、一日中魚を獲り、雛に餌を与えるために夜8時頃から島に帰ってきます。そのよちよち歩く姿が、とても愛らしくて、ユーモラスです。

写真撮影は禁止されているので、写真はインターネットの写真です。

フィリップ島に行く途中にコアラと一緒に写真を撮れるスポットもあります。

 

3)Dandenong Ranges(ダンデノン丘陵)

日本から友人が来てくれたので、一緒にダンデノン丘陵に出かけました。そこは、メルボルンから35km離れており、標高663mを蒸気機関車で登っていきます。この鉄道は1900年に開通しましたが、1950年に閉鎖されることになり、現在は鉄道マニアのボランティア400名が無給で運営しています。軍人の経験者が多いため、フレンドリーですが、ルールにはとても厳しいです。写真のように窓に座って景色を眺めることもできます。

4)Yarra Valley(ヤラバレー)

友人がワイン好きなので、ワイナリーに行くことになりました。数ドル支払い、4種類のワインを試飲します。私はアルコール分解酵素が無いので、少ししか飲めません。私の分は、殆ど友人が飲みました。

人々はドレスアップしていたり、リッチな人はヘリコプターで来たりと、日本のワイナリーとは異なり、華やかな雰囲気でした。ワイナリーを楽しんでいました。

5) Great Ocean Road(グレートオーシャンロード)

 メルボルンの極め付けは、1932年に第一次世界大戦から帰還した軍人たちが手作業で開通させた250kmにも及ぶ海岸沿いを走る道路です。

中でもポートキャンベル国立公園の奇岩「12人の使徒」と激しく打ち寄せてくる波が絶景です。昔は12の奇岩があったそうですが、波に削られて崩れ、今では8使徒になっているそうです。このグレートオーシャンロードツアーは往復580kmとかなり強行軍ですが、途中、野生のコアラやカンガルーに出会うことができました。

終わりに

3月16日に卒業し、深夜の便で、桜がちらほら咲き初める、花冷えの17日、早朝に帰国しました。いつも「やっぱり日本は、良い!!」と心から思います。でも、今年も楽しい出会いがたくさんありました。

語学留学つれづれ 5.食生活

食生活に関しては、必要な食品は、スーパーマーケットでほとんど入手できますし、アジアンショップもあるので、まったく問題はありません。

私の大好物のマンゴーは安く(250円くらい)売られていますし、プラムくらいの大きさのピーチは、種と実が離れやすく、皮ごと食べられるので、地元の人もよく食べています。フローレンスフェンネルは香りが良く、きゅうりは大きいわりに種が少なくて味がしっかりしています。ほうれん草(Spinach)の幼葉は、サラダやスープに入れるのに便利です。先日、せっかくオーストラリアに来ているのだからと、オージービーフの分厚いステーキ肉を買いました。320gで800円ととても安価でしたが、全部は食べきれないのでラスカルと半分にして「ヘルシーで美味しいね。」と食べました。

また、先日、ヴェロニカに日本から友人が来ると言ったらディナーに招待してくれました。

オーストラリアの伝統的な料理を食べたいと言ったら、カンガルーのサイコロステーキ、バターライス、サラダ、デザートを作ってくれました。カンガルーは食用に飼育されており、野生のカンガルーと比べると臭みは少なく、肉質は柔らかいのですが、さらに、ニンニク、ジンジャー、ワインに一日浸け込んで、臭みを減らし、堅くならないように素早く焼いていました。丁度、シカ肉と似た食感で、違和感はありませんでした。

ヴェロニカの料理

独学なので、明確な名前はないものの、毎日、美味しい料理を作ってくれました。