2016年12月8日、宮城県仙台市で食に関する指導推進研修会が開催されました。
同研修会は、栄養教諭・学校栄養職員だけでなく、食に関する指導の担当教諭等を対象とし、児童生徒が食に関する正しい知識と望ましい食習慣を身に付けることができるよう、食に関する指導の充実や校内推進体制の整備と家庭や地域との連携事業の展開等について理解を図るために実施されたものです。
参加者からは、学校に戻ったら全員で内容を確認し、共通理解を図りたいという意見が出ていました。
2016年12月8日、宮城県仙台市で食に関する指導推進研修会が開催されました。
同研修会は、栄養教諭・学校栄養職員だけでなく、食に関する指導の担当教諭等を対象とし、児童生徒が食に関する正しい知識と望ましい食習慣を身に付けることができるよう、食に関する指導の充実や校内推進体制の整備と家庭や地域との連携事業の展開等について理解を図るために実施されたものです。
参加者からは、学校に戻ったら全員で内容を確認し、共通理解を図りたいという意見が出ていました。
2016年11月18日、芝原和彦氏(当社登録講演講師)が、福島県の共同調理場所長対象の研修会において講演講師を務めました。
本講演会の内容を今後の業務に役立てていきたいと評価をいただきました。
(アンケート結果より)
「あらためて、人とのつきあい方について、学ぶことができました。」
「有意義な研修であった。」
「給食センターは他の部署と異なり、事務職だけでなく、現業職、委託業者、県職、臨時職(現業、事務)が混在し、人間関係が特に重視されるところであり、有意義だった。」
『KEWPIE食だより』が発行されました。給食の悩みや疑問を解決する「教えて!延子せんせい」コーナーがあり、田中延子が回答しています。今号の質問は「成型したコロッケのタネにタマゴ等をつける作業はどこで行うのがよいのでしょうか」という内容です。
他にも役立つ情報が掲載されていますので、ぜひご覧ください。特集のテーマは「キューピータマゴ工場レポート『学ぼう!タマゴの世界』」です。
児童生徒は、学校給食に高い関心をもってます。自ら学校給食の献立を調理することを通して、地場産物の活用や安全な食材を選ぶ視点を知り、食事の喜びや感謝の心をもつこと等をねらいとして調理実習を行いました。メニューは「炊き込みいなり寿司、じゃが芋とわかめの味噌汁、鮭のマヨネーズ焼き、いちごのデザート、牛乳」でした。
◎参加児童の感想
「グループの友達と分担すると、楽しく時間通りに調理できたので、仲間と協力することが大事だと思った。」
「実際に給食メニューを調理してみて、このような作業を毎日している調理員さん、栄養教諭の先生はすごいと思った。」
「家でも、ゆっくりと味わいながら食べるようにしていきたい。」他
◎参加児童の感想(豆腐作りの振り返り表から)
「87度にしてゆでて、固めるのがちょっと難しかったけど、ちゃんと上手にできました。」
「しぼる時おからが固くてびっくりしました。お店で売っている豆腐とはひと味違う味がしておいしかったです。」
「原先生から『ゆっくり押してね』や『もう少し早く』などアドバイスや上手にできるやり方などいっぱい教えてもらったので、作り方を楽しく覚えることができました。」
「原クッキングで豆腐の作り方を教えてもらいました。原クッキングの約束【①話をよく聞く】【②協力する】の2つのことを守っておいしい豆腐ができました。作りたてのお豆腐のあたたかい味がしました。」他
◎出席者の感想
「栄養教諭・学校栄養職員が中核となり食に関する指導を行うための実践例を知ることで、日々の指導に生かすためのヒントを数多く得ることができた。」
「授業の展開方法と使用する教材を見ることで、各々の現場の実態と課題に応じた授業づくりの参考になった。」他
2016年9月9日、日本栄養改善学会のワークショップ6「栄養教諭の未来」について実践発表と協議が行われました。
リンクステーションホール青森・ホテルクラウンパレス青森・ホテル青森
京都府立大学京都和食文化研究センター 客員教授
淑徳大学 客員教授
東京家政学院大学 客員教授
■発表者
太田裕美子(富山市立堀川小学校 栄養教諭)
中田かおり(北海道中標津町立丸山小学校 栄養教諭)
山口清美(茨城県水戸高等特別支援学校 栄養教諭)
我が国は少子高齢化に伴う大幅な人口減少と、社会保障制度に関する大きな課題を抱えています。これからの時代を生きる子どもたちは健康の保持増進と食に関する自己管理能力を身に付けることが望まれます。
そのために義務教育において栄養バランスのとれた学校給食の提供と、それを教材として食に関する指導を行う栄養教諭の役割は極めて重要です。
そこで本ワークショップでは、栄養教諭が行う効果的な指導内容や、栄養教諭の指導により未来をどのように変えることができるか等を協議し、栄養教諭に夢と誇りを持って指導にあたっていただくことを目的としました。
1.栄養教諭が行う指導
健康問題を有する児童生徒や保護者への個別指導
栄養バランスや調理技術を身に付けさせる指導
食を選択する力、自分の適量を学ぶ指導 等
2.栄養教諭が効率的に指導を展開するための手立て
他職種との連携 等
3.栄養教諭の指導により、社会はどのように変化し、栄養教諭の未来はどのようになるか
医療費の大幅な削減
学校給食が義務となり栄養教諭が全ての学校に配置される 等
※学会ワークショップでの発表内容に関する情報は、本サイト内に後日掲載する予定ですので、ご期待ください。
新発田市学校給食五十公野(いじみの)共同調理場(新潟県新発田市)が開設しました。
同調理場開設においては、2014年に弊社代表 田中延子が調理場設計公募提案競技審査(プロポーザル)委員長を務めており、2016年8月22日に関係者を集めて盛大にお披露目会が開催されました。
〇新発田市五十公野学校給食共同調理場
・2016年8月1日開設
・鉄骨造2階建 ドライシステム方式
・調理食数 1日1000食
・供給先 新発田市内の小学校3校、中学校1校
機能的で使い易い調理場になっていました。
翌 8月23日には研修会が開催されました。
(京都府立大学京都和食文化研究センター・淑徳大学看護栄養学部・東京家政学院大学 客員教授)
〇受講者からの声(アンケートより)
・衛生管理についての『なぜ』が分かると、今まで「言われたから、そう教わったから」と流れ作業で行ってきたことを理解できよかった。間違っていた点は正し、正しかったことは自信をもってできるようになった。
・『なぜ』ルールを守らないといけないか理由が分かると少し状況が変わっても対応でき判断できると思った。自分たちの調理場も改善点がいくつかあることが分かった。
・おいしい給食を安全に作るために調理従事者として改めて手洗いの徹底、体調管理などに注意していこうと思った。
2016年8月9日、愛媛県の研修会において、荷重平均成分表及び食品構成表の作り方について講演し、演習も行いました。
(京都府立大学京都和食文化研究センター・淑徳大学看護栄養学部・東京家政学院大学 客員教授)
2016年8月6日、(株)オフィス田中が企画・コーディネートした「学校給食の衛生管理指導者養成講習会」が栄養士、調理員等を対象として開催されました。
(京都府立大学京都和食文化研究センター・淑徳大学看護栄養学部・東京家政学院大学客員教授、元文部科学省学校給食調査官)
衛生管理の基礎・基本である「学校給食衛生管理基準」について解説。 主な留意点について詳しく説明しました。
(女子栄養大学名誉教授、一般社団法人EDG研究会代表理事、ロコモ美立体操インストラクター)
講義では学校給食(大量調理)の調理技術とはどういったものであるべきか、その特徴と問題点及び標準化の方法を科学的な裏付けを基に解説。実習で調理の方法や分量によって、廃棄率や再沸騰までの時間が異なることなどを体験的に学びました。
(管理栄養士、元東久留米市教育部学務課保健給食係、東京都栄養士連盟幹事長、東京医科歯科大学非常勤講師)
講義では、作業工程表・作業動線図を作成する目的と必要性、及び作成にあたってのポイントについて解説。その後グループ形式の演習で、持参した作業工程表と作業動線図を使い、問題点・改善点などを話し合い発表しました。
講習会の最後に、講習会を通しての気づきや日ごろから疑問に思っていることについて等の質疑応答が行われました。「改めて覚えることが多くあり、調理実習も参考になった」「作業動線や工程表について研修機会が少ないので勉強になった」等好評でした。
今後も継続的に、参加者の経験年数に応じた実践に役立つ研修会を企画していきたいと考えています。
2016年8月2日、学校給食関係者だけでなく、校長、教頭、一般教員も参加した大会において、「学校給食のすばらしさと給食事故の防止について」講演しました。
「日本の学校給食の歴史的な事実や教育として位置付けられた経緯が分かり、学校給食が大変すばらしいものだということを改めて理解することができた」
「給食事故の防止については、根拠となる法律を基にお話をいただき、生野菜が給食に出ないわけ等が納得できた」と好評でした。