\開催決定/「管理栄養士・栄養士としてのスペシャリストをめざすアドバンスセミナー」 第二弾

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大好評にお応えし、昨年の夏に実施いたしました、「キャリアアップ短期集中講座」の第2弾を開催いたします。
今回は、前回の「学会発表」までに続き、「論文の書き方」までに移行いたします。
2編程度の論文を取り上げ、その構造や読み取り方を通して「実際の実践活動に関する研究論文の書き方」を学びます。
5回シリーズで順を追って理解していきますので、初めて論文を書こうと思う方にもわかりやすく理解できるはずです。
今回の講師陣も前回と同じ先生が担当いたします。
非常に解かりやすく丁寧に指導解説をいたしますので、必ずや皆様のスキルアップにお役立ていただけると確信しております。

■開催概要 ※単回受講不可
【第1回】2022年7月23日 (土) 9:30~11:00
・一般的な研究・実践活動に関する論文の構造やその読み方を知る
<講師> 矢澤 彩香 先生(大阪公立大学 大学院)

【第2回】2022年7月24日(日) 9:30~11:00
・2編程度の論文を取り上げ、その構造や読み方を探る
※受講日前までに指定論文の熟読を求めます。
<講師> 早見 直美 先生(大阪公立大学 大学院)

【第3回】2022年7月30日(土) 9:30~11:00
・2編程度の論文を取り上げ、その構造や読み方を探る
※受講日前までに指定論文の熟読を求めます。
<講師> 福村 智恵 先生(大阪公立大学 大学院)

【第4回】2022年 8月27日(土) 9:30~11:00
・2編程度の論文を取り上げ、その構造や読み方を探る
※受講日前までに指定論文の熟読を求めます。
<講師> 高橋 孝子 先生(大阪公立大学 大学院)

【第5回】2022年 8月28日(日) 9:30~11:00
・第1回~第4回のポイントの整理
<講師> 由田 克士 先生(大阪公立大学 大学院)

■ 受講料 :13,750円(税込)※講義資料付

■ 定 員 : 100名

■ 対象者 :管理栄養士・栄養士(学校教員、大学教員)他

■ 講 師 :由田 克士 先生 他 担当講師

■ 監 修 :田中 延子 先生

■ 配信方法 :ZOOMアプリによる配信
※事前にダウンロードしてご参加ください。ダウンロードは無料でできます。

【講師】

由田 克士 先生
(大阪公立大学 大学院 生活科学部 食品栄養科学科)
身近な地域や職域における栄養・食生活の改善と、それらを通しての、効果的な健康増進や生活習慣病等の疾病予防対策の構築についてなど様々な食に関するテーマを研究。

【監修】

田中 延子 先生
株式会社オフィス田中 代表取締役/淑徳大学 看護栄養学部 客員教授
​(元文部科学省 学校給食調査官)
学校給食従事者に対する学校給食・食育に関する講演・研修会等を通じて、
学校給食の充実を図る一方、日本の給食制度を海外に紹介するなどの活動を行っている。

※講義内容をより深くご理解いただく上で、
下記の書籍を参考書として推奨いたします。

「初めての栄養学研究論文一人には聞けない要点とコツ」
監修:日本栄養改善学会 栄養学雑誌編集委員会
(第一出版)
価格:2,200円(税込)

投稿日

学校給食実施基準に関するパブリック・コメントが行われております

「学校給食実施基準」、「夜間学校給食実施基準」及び「特別支援学校の幼稚部及び高等部における学校給食実施基準」の一部改正に向け、6月2日よりパブリック・コメント(意見公募手続)が実施されております。

パブリックコメント開始日:平成30年6月2日(土)

意見提出締め切り日   :平成30年7月2日(月)

施行予定日       :平成30年8月1日(水)

パブリック・コメントはこちらから

創立三周年記念パーティを行いました

2015年6月2日に設立して以来、3周年を迎えました。
特にお世話になった方々をお招きして感謝する会を開きました。

ささやかですが、簡単な食事とお酒を囲み、にぎやかな歓談の輪が広がりました。

人と人との輪をつなげながら、学校給食や食育の充実を図っていきたいと思います。
これからも「株式会社オフィス田中」をよろしくお願いいたします。

速報!!宇都宮市西原小学校での学校給食により児童等200名がノロウイルス食中毒を発症

ノロウイルスによる食中毒は、12月から3月の間に約8割発生しています。
しかし、今年は4月、5月になってノロウイルス食中毒の発生がとどまるところを知らない状況です。そのような中、NHK等によると、宇都宮市「西原小学校」の学校給食によって、少なくとも児童ら200人がノロウイルス食中毒を発症したと報道されています。
宇都宮市教育委員会や保健所からの、詳細な発表が市のホームページで見つけることができないため、報道情報から速報として以下に取りまとめました。
・原因施設名:宇都宮市立西原小学校
・原因給食提供日:発症が5/11夜→5/10か5/11の給食
・給食調理者:民間業者に委託
・病因物質:ノロウイルス
・調理従事者検便結果:栄養教諭又は学校栄養職員(以下「栄養教諭等」)を含む調理従事者6人のうち5人から、ノロウイルスを検出

<ノロウイルスの感染経路(推定)>
調理従事者(栄養教諭等を含む)6名中5名の検便からノロウイルスが検出しています。その5名の中には、給食を食べて感染した人と、先行感染し今回のノロウイルス食中毒の感染源となった人が少なくとも一人存在するのは確かでしょう。
それでは、その先行感染していた一人を犯人として特定する必要があるでしょうか。まったく、必要ありません。ノロウイルス食中毒の再発防止において必要なのは、感染経路を特定することなのです。
感染経路は、症状の有無に関わらずノロウイルスに感染し糞便からノロウイルスを排出していた調理従事者が、トイレ使用後の手洗い不足(ミス)で手指にノロウイルスを付着させたまま、調理に携わったことで給食を汚染したことです。
また、今回は給食を食べて感染した人も、次回は先行感染者として感染源になることは十分に考えられます。
以上のことから、全ての調理従事者は、自分が感染源になることを想定し、次の3点について強化する必要があります。
①健康管理の徹底(できれば、ご家族も)
②トイレ使用後、前室、盛付け前の手洗いの徹底
③和え物等の、そのまま食べる調理に携わる時の、手洗いと使い捨て手袋の正しい着用

(佐藤史郎)

佐藤史郎氏が衛生管理アドバイザーに就任いたしました

食中毒および異物混入の防止、HACCPの義務化に伴い、衛生管理事業を強化するために、この度、佐藤史郎氏が当社の衛生管理アドバイザーに就任いたしました。

佐藤史郎氏は長らく東京都の食品衛生監視員を務め、学校給食調理従事者および調理委託業者の衛生管理指導に当たってまいりました。

講習会等をご希望の方は、お問い合わせよりご連絡ください。

語学留学つれづれ 6.観光

週末は、教会や博物館、公園に出かけます。

1)St Patrick’s Cathedral (セントパトリック大聖堂)

建物はステンドグラスが美しく、素敵な教会なので、多くの観光客が集まってきます。

ミサの時間が近くなると、観光気分で来ている人たちは追い出されますが、私は、隅の方でミサに参加しました。聖歌隊とパイプオルガンが素晴らしいうえに、ミサを進行する神父の歌声は魂を揺さぶるような美声です。その内、教皇様が現れて、厳かにミサが執り行われるのです。このように心が洗われる素晴らしいミサを経験したのは初めてでした。日曜の10:45頃行くとミサの準備が行われており、紳士・淑女が集まってきます。11:00~12:00までミサが行われますので、機会があれば参加してみて下さい。

 

2)Phillip Island(フィリップ島)

メルボルンから137kmに位置するこの島はペンギンパレードが有名で、体長30㎝ほどのリトルペンギンが朝早く海に出かけ、一日中魚を獲り、雛に餌を与えるために夜8時頃から島に帰ってきます。そのよちよち歩く姿が、とても愛らしくて、ユーモラスです。

写真撮影は禁止されているので、写真はインターネットの写真です。

フィリップ島に行く途中にコアラと一緒に写真を撮れるスポットもあります。

 

3)Dandenong Ranges(ダンデノン丘陵)

日本から友人が来てくれたので、一緒にダンデノン丘陵に出かけました。そこは、メルボルンから35km離れており、標高663mを蒸気機関車で登っていきます。この鉄道は1900年に開通しましたが、1950年に閉鎖されることになり、現在は鉄道マニアのボランティア400名が無給で運営しています。軍人の経験者が多いため、フレンドリーですが、ルールにはとても厳しいです。写真のように窓に座って景色を眺めることもできます。

4)Yarra Valley(ヤラバレー)

友人がワイン好きなので、ワイナリーに行くことになりました。数ドル支払い、4種類のワインを試飲します。私はアルコール分解酵素が無いので、少ししか飲めません。私の分は、殆ど友人が飲みました。

人々はドレスアップしていたり、リッチな人はヘリコプターで来たりと、日本のワイナリーとは異なり、華やかな雰囲気でした。ワイナリーを楽しんでいました。

5) Great Ocean Road(グレートオーシャンロード)

 メルボルンの極め付けは、1932年に第一次世界大戦から帰還した軍人たちが手作業で開通させた250kmにも及ぶ海岸沿いを走る道路です。

中でもポートキャンベル国立公園の奇岩「12人の使徒」と激しく打ち寄せてくる波が絶景です。昔は12の奇岩があったそうですが、波に削られて崩れ、今では8使徒になっているそうです。このグレートオーシャンロードツアーは往復580kmとかなり強行軍ですが、途中、野生のコアラやカンガルーに出会うことができました。

終わりに

3月16日に卒業し、深夜の便で、桜がちらほら咲き初める、花冷えの17日、早朝に帰国しました。いつも「やっぱり日本は、良い!!」と心から思います。でも、今年も楽しい出会いがたくさんありました。

語学留学つれづれ 5.食生活

食生活に関しては、必要な食品は、スーパーマーケットでほとんど入手できますし、アジアンショップもあるので、まったく問題はありません。

私の大好物のマンゴーは安く(250円くらい)売られていますし、プラムくらいの大きさのピーチは、種と実が離れやすく、皮ごと食べられるので、地元の人もよく食べています。フローレンスフェンネルは香りが良く、きゅうりは大きいわりに種が少なくて味がしっかりしています。ほうれん草(Spinach)の幼葉は、サラダやスープに入れるのに便利です。先日、せっかくオーストラリアに来ているのだからと、オージービーフの分厚いステーキ肉を買いました。320gで800円ととても安価でしたが、全部は食べきれないのでラスカルと半分にして「ヘルシーで美味しいね。」と食べました。

また、先日、ヴェロニカに日本から友人が来ると言ったらディナーに招待してくれました。

オーストラリアの伝統的な料理を食べたいと言ったら、カンガルーのサイコロステーキ、バターライス、サラダ、デザートを作ってくれました。カンガルーは食用に飼育されており、野生のカンガルーと比べると臭みは少なく、肉質は柔らかいのですが、さらに、ニンニク、ジンジャー、ワインに一日浸け込んで、臭みを減らし、堅くならないように素早く焼いていました。丁度、シカ肉と似た食感で、違和感はありませんでした。

ヴェロニカの料理

独学なので、明確な名前はないものの、毎日、美味しい料理を作ってくれました。

語学留学つれづれ 4.アパート

ホームスティは利点が多い反面、当たり外れがあることについて、既に記述しましたが、私の経験では、2年目のバンクーバーでのホームスティがやや問題があり、途中からアパートに替えた経験があります。それを踏まえ、3年目からは、ホームスティとアパートを半々にしています。バンクーバーではホームスティを出て、レジデンスに移ったものの、男性3人の中に住むことになり、その後ブラジル人の夜遊びが好きな女性と同室になって、落ち着かずさんざんでした。

しかし、今回はそのことを、すっかり忘れて、アパートに移動したのですが、なんと、またまた、男性2人のところに住むことになってしまいました。

汚れているし、ゴミの山。おまけに周りに多くの学生が住んでいて、ちょうどホワイトナイトの日(メルボルンのお祭りで、ライトアップされ、オールナイトで遊べる日)だったので、ドリンキング&ダンシングでうるさく・・・・アロマの香り漂うヴェロニカの家とは大違いです。2時間ぐらい、落ち込んでいましたが、まず、布巾の洗濯から始め、次に食器籠の熱湯消毒、山のようになっているゴミを分別して捨て、ほこりだらけの床はモップで拭いたところ、かなり住みやすくなりました。

このアパートはツインの部屋が2つあり(私はツインの部屋に一人、男性は二人)、台所と居間、シャワールームは共用です。 同居人はフランス人のトーキー30代とネザーランド人(オランダ)ラスカル20歳で、親切な二人でした。

トーキーは、パスタを作ったからと分けてくれたり、時間のある時には、部屋の掃除をしてくれたりするようになりました。しかし、一週間ほどして、安い部屋を見つけたからと、引っ越してしまい、ラスカルと二人暮らしになってしまいました。

ラスカルがある日、ダンボール箱ひとつ食料品を買ってきて、「シェアして食べよう」と言うのですが、私の3倍くらい食べるので、あっという間に食料は底をついてしまいます。おまけに、使用した鍋や食器は放置、ゴミの分別はできない、買い物は毎回7,000円くらい買ってきて、使わなかった食料品は捨ててしまいます。生のマッシュルーム(500円相当)、1.8Lの牛乳がボトルに入ったまま、チーズやレタス等・・・・つまり、彼には、この食品が食べられるものか、食べられなくなっているものかの判断ができないのでしょう。私は、ラスカルの捨てたマッシュルームを使って、美味しいスパゲティを作りました。心配のあまり、夜ごと両親が電話をかけてきて、ママが悲鳴にも似た声で、「ラスカル、ちゃんと食べているの?」と叫んでいますが、まさかこんなにお金を無駄にしているとは思いもよらないことでしょう。

昨年のマルタ共和国で、同じアパートにいた、大学生の由佳(仮名)は、料理はできるのですが、後片付けと掃除が出来ず、食べ残したケーキが2週間常温に放置されていました。また、自分に利益をもたらさない人に話しかけたり、微笑んだりすると損をすると思っているらしく、アパートの住人とは、殆どコミュニケーションをとることはなく、おまけに去った後の部屋は、かなり散乱していたので、ブラジル人女性に「彼女は多くの問題を持っていた。」と言われました。私も含め諸外国の人々は、自分が出会った人で、その国の国民性を評価しますから、子どもや孫を海外に出す時には、1年間くらいみっちり掃除、洗濯、料理、一般常識を指導しておくことをお薦めします。

語学留学つれづれ 3.語学学校

学校はカプランインターナショナル英語学校(Kaplan International English School)と言ってメルボルン市の中心部にあるため、通学はトラムで約1時間かかります。しかし、日本とは異なり、座ることはできるので、私はこの通学を結構、楽しんでいます。

初日に英語力のレベルを測るテストがあり、出来が悪かったと落ち込んでいたのですが、なぜか、レベルの高いクラスに入れられたため、分からない単語が多く、必ず予習復習をしています。

クラスには、スペイン、チリ、ロシア、コロンビア、タイ、ベトナム、ブラジル、中国、サウジアラビア、そして日本人3人がいます。殆どの学生が、英語力を身に付けて、スキルアップし、よい仕事を得る目的で来ており、遊学気分で来ているのは日本、中国、韓国の若者のみです。特に、2月末になると、春休みを利用して留学してくる日本の学生が増えてきますが、中には、授業をサボって、観光やショッピングに精力を注ぐ者もいます。1か月にかかる費用は学校とホームスティで40万、旅費で15万、小遣い20~30万円くらいですから、約80万円を無駄にしていることに、親は気づいているのでしょうか?

また、私と同時期に高知県から来た、「ともこ(仮名)」という、21歳の娘がいます。高校卒業後、ウエイトレスのアルバイトをして貯めたお金で、ひと月英語を学び、その後はオーストラリアで働く、英語がペラペラになるまでは帰らない、オーストラリアで彼をゲットすると言う意気込みですが、日本語、礼儀、食生活がめちゃくちゃなので、「ともこは英語を学ぶ前に日本語を学ばなくてはならないのでは?」と言っています。2週間後にはホームスティを出なくてはならないのに、家も仕事も見つからず、詰めの甘さを密かに心配しています。オーストラリアにはワーキングホリディの制度があるので、このような日本の若者が少なからずいますが、外国でお金を稼ぎ生活するのは、そんなに甘くはありません。その点ベトナムやタイの人たちは、大学出であってもカレーや春巻き作り、皿洗い、出前等、しかも低賃金も厭わずに働いています。これだけの覚悟がないと他国で働くことはできないと思われます。この4年間、留学してくる日本の若者を見てきましたが、残念ながら、日本の将来は、危ういと思うことが、多々あります。

また、面白いのはサウジアラビア人です。バンクーバーの時にも、メッカを守るポリスマンが国のお金で英語を学びにきていました。中には真面目に学ぶ人もいましたが、多くは、過程は重要ではなく結果だけを求めるので、人の答えを盗み見て自分が考えたかのように発言したり、プライドが高いので、明日にでも上のクラスに行くと豪語したりして、先生もクラスメイトも苦笑いしていたのですが、今回もまた、サウジーの男性が入ってきて、写メで答えを盗む、共同作業は簡単なものだけ行うで・・・・だんだん、皆も私も彼の隣に座ることを避けるようになりました。しかし、「Nobukoは僕のベストフレンドだ!僕のそばに来て!」と言い、憎めない人ですが、魂胆は見え透いています。

語学留学つれづれ 2.ホームステイ

さて、私は滞在期間中、ホームスティとアパートを半々にして暮らしています。

ホームスティは、朝夕2食付きで、寝具も用意され、洗濯もしてもらえますから、日常会話や生活、交通事情等を知るためにもホームスティは良いシステムであると思います。しかし、ホストファミリーがビジネスか、ボランティアかどちらかに徹している場合は良いのですが、中途半端な場合があり、当たり外れを覚悟しておく必要があります。私は、4回経験していますが、2年目のバンクーバーの時は、ホストマザーが、やや感情の起伏の激しい人で、その日の気分で、朝食を用意したり、しなかったり、夕食の時間も7時だったり、9時だったりと勉強にも影響する状況だったので、途中でアパートに替えた経験があります。学生アパートは、キッチン、リビングルームやバスルームは共用なので、汚かったり、夜遅くまで騒いだりと問題はありますが、自由は何物にも代えがたいものです。

今年のホームスティは、Ms Veronika(ヴエロニカ)のFlat(アパート)です。ヴエロニカは独身で、仕事の斡旋とエクササイズの会社を経営していますが、週に2日ほど出勤するのみで、殆ど家にいます。インテリアのセンスが抜群で、快適に暮らす工夫や料理に関し、学ぶところは大きいです。さぞ立派な母親に育てられたのかと思ったのですが、4歳の時に母親が亡くなり、父親が再婚せず6人の兄弟姉妹を育てたそうです。ですから全て独学で「私は15歳で家を出てから36年間、ひとりで学ばなければならなかった。」と言っています。

頭が良くて研究心旺盛ですが、その代わり、他人にも厳しく、私に関しては、英語の発音と言い回し、人の話をいい加減に(面倒くさいので分かったふりをしている)聞く・・・ことに関して、真剣に怒ります。しかし、私は日本人なので、正しい日本語を話せない場合は非難されて当然ですが、英語については、できないから学びに来ているのであって、そんなに厳しくしなくても良いと思う・・・・・のです。しかし、絶対、許してくれません。仕方がないので、拝聴することにしています。それ以外は、朝晩、私をダーリンと呼び、抱きしめてくれています。こんなヴェロニカですが、問題点が二つあって、一つ目は太り過ぎです。数年前、自転車事故で膝を手術し、金属が入っているため、気温の変化によって痛むのですが、それに加えて肥満なので、いつか歩けなくなると私は、確信(?)しています。私の前では、あまり食べませんが、パンや他の食品の減り具合を見るかぎり相当食べていると推測しています。二つ目は、食器を洗剤で洗った後、すすがないことです。水をふんだんに使う国は、日本だけだと言われますが、順応性に富んだ私でも、これだけは慣れることができず、自分のものはこっそりすすいでいます。